セミの声が心地良い。
こんな気分は久しぶりだ。
ベランダに出てみると満天の星空。
息が止まるような星空を眺めていると
キミの事が浮かんでくる。
宇宙と月の呼吸を聴きながら
見つめる事しか出来なかった
神秘的なその横顔。
あの日の2人はいったい
ドコに向かう途中だったんだろう。
あれから随分と時間は経ったけど
今でもハッキリと憶えている。
きっとココロの何処かで
キミを追い続けているのだろう。
キミはドコにいるのだろう。
その答えは
この先にあるような気がする。
大丈夫。ボクは見つけられるさ。
このやるせない気持ちの理由も
キミの事も。
きっと
きっと
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綾波展
あなたは
人目のアヤナミスト
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