『ぱたぱたレイちゃん』シリーズ
from
Free Talk in FLY ME TO THE MOON

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その1 「ぱたぱたレイちゃん vs アスカ」 by @isao氏





ぱたぱた・・・

「いかりくん・・」

「あ、綾波!」

ぱたぱた・・・

「いかりくん!」

「今日は大丈夫みたいだね!」

ぱたぱた・・・

「うん、ありがとう・・・」

「また出たわね!この妖怪羽女っ!」

「ア、アスカやめなよ!折角元に戻ったのに!」

「だーめ!今日こそはこれで仕留めてやるわよ!」

「アスカ、そ・・・それって・・・」

「そうよ!本部からガメてきた『レイコロリ』よ!」

「だ・・・だめだよ!死んじゃうよ!あぁ!」

プシュ−−−−−−−−−

「う・・・い・・か・・り・・く・・・・・・・ん・・・」

パタッ・・・

「あ!あやなみ!」

「ふん!いい気味よ!勝手にでっかくなって目立っちゃってさ!」

「あ、あやなみ−−−−」

「・・・・・・・・・・・・」

ムクッ

「なーんてね!」

ぱたぱた・・・

「あ、綾波!大丈夫だったんだね!」

ぱたぱた・・・

「ええ、だって今の私はリリスだもの、ふふっ」

「このー!羽女!もーあったまきた!こうなりゃ叩き落としてやる!」

「あ、アスカ!止めなよ!」

「え〜い!馬鹿シンジはだまってなさい!とーりゃーーー」

ぱたぱた・・・

「ふふっ」

べちょ!

「あ?あすか・・・」

「な・・なんなのよ!これ・・・」

ぱたぱた・・・

「どお?私がユイさんからもらった仕掛けは?」

「なによーこれ・・もぉ!」

「あ・・・綾波・・・これって・・・」

ぱたぱた・・・

「アスカホイホイよ・・ふふ」

ぱたぱた・・・

「シンジ・・・」

「なに・・・アスカ・・・」

「きもちわる〜ぃ・・・」






その2 「暑いなレイちゃん」 by mal氏





ぱたぱた・・・・

 「いかりくん・・・」

 「あ・・綾波・・・」

 「どうしたの・・・辛そう・・・」

 「なんだか・・暑くって・・・ぼーっとしちゃって」

 「綾波は暑くないの?」

 「わたしは・・・わからないの・・・」

 「そう・・・(ちょっと悲しい)涼しい風が・・・ほしいな」

 「風・・・じゃぁ・・・」

ぱたぱたぱたぱた・・・・

 「あ・・羽根で風を・・・少し・・気持ちいい・・・」

 「気持ちいい(ぽっ)・・・じゃあもっと・・・」

ぱたぱたぱたぱたぱたぱたぱたぱたっ

 「綾波・・・ありがとう・・・あ、あれ?」

ぱたぱたぱた・・・ふわっ

 「あ・・・」

ぱたぱたぱたぱた・・・・・

 「飛んでっちゃった・・・・」







これでシンちゃんも同じだね(^^;


その3 「すねすねレイちゃん」





・・・ぱたぱたぱた

  「・・・いかりくん」

  「・・・」

・・・ぱたぱたぱた

  「・・・いかりくん」

  「・・あ・・綾波・・」

  「・・どうしたの?」

  「・・いや、別に・・」

・・・ぱたぱた

  「・・・そう・・」

  「あの・・綾波・前から聞きたかったんだけど・・」

・・・ぱたぱた

  「・・・何?」

  「あ、あの・・その羽根・・どうしたの?」

・・・ぱたぱた

  「・・・リリス。」

  「リリス?」

・・・ぱたぱた

  「・・・うん、リリス。」

  「・・・リリスって何?」

・・・ぱたぱた

  「知らないの?」

  「・・う・・うん・・」

・・・ぱたぱた

  「・・・碇くんも3人目なの?」

  「はぁ?」

・・・ぱたぱた

  「?」

  「?」

・・・ぱたぱた

  「・・・」

  「・・・」

・・・ぱたぱた

  「・・・」

  「・・・」

・・・ぱたぱた

     ・

     ・

     ・

     ・

・・・ぱたぱた

     ・

     ・

     ・








その4 「けむけむレイちゃん」





ぱたぱたぱた・・・

  「・・・いかりくん・・・」

  「あ、綾波・・・」

ぱたぱたぱた・・・

  「・・・何してるの?」

  「・・・これ?」

ぱたぱたぱた・・・

  「・・・うん・・こほっ・・けむい・・・」

  「あ、ごめん・・だいじょぶ綾波?」

ぱたぱたぱた・・・

  「・・・うん・・こほっ・・」

  「これはサンマっていうサカナでね・・・」

ぱたぱたぱた・・・

ぱたぱたぱた・・・

    ・

    ・

    ・

    ・

    ・






その5 「かわいいレイちゃん」





・・・ぱたぱたぱた

  「・・・いかりくん・・」

  「あ、綾波。」

・・・ぱたぱたぱた

  「・・・リリスなの・・」

  「わ、わかったよ・・・あの・・」

・・・ぱたぱたぱた

  「・・・何?」

  「ちょっと・・羽根・・さわっていい・・かな?」

・・・ぱたぱた・・・ぱた。

  「・・・うん・・」

  「・・・・・・うわぁ・・やわらかいんだね・・・」

  「・・・うん・・」(ポッ)

        ・

        ・

        ・

        ・








その6 「かわいいレイちゃん 続き」 by mal氏





>  「・・・・・・うわぁ・・やわらかいんだね・・・」

>  「・・・うん・・」(ポッ)



 「・・・いかりくん・・・」(ポッのまま)

・・・ふぁさっ(羽根でシンジを包んでる)

 「あ、綾波・・・」

 「・・あたたかい?・・・」

 「・・・うん・・・」(ポッ)

 「・・・・・・・・」(ポッ)

    ・

    ・

    ・

 「・・僕も・・・いいかな・・・」

 「えっ?」

・・・きゅっ(シンジに抱きしめられてる)

 「・・・あたたかい・・・うれしい・・・」

 「・・・ぼくも・・・」

    ・

    ・

    ・

    ・





やるな、シンジ(^^;


その7 「CD買うぞの巻」





「さってと、夕ご飯も食べたし・・・ちょっち行ってくるかな。」

「ミサトさん、どこ行くんですか?」

「ふっふ〜ん、い・い・と・こ・ろ!」

「・・・いいところって・・・?」

「碇君、葛城三佐はわたしのニューアルバムを買いにいくの。」

「あ、綾波のニューアルバムって?」

「違うの、わたしのではなくて、わたしのニューアルバムなの。」

「そ、そう・・・なんだ・・・(綾波、よくわかんないよ)・・・」

「それでこの羽根はリリスなの。」(ぱたぱたぱた・・・)

「・・・そ・・そう・・・ははは・・・」

「それから、これがアルバイトの人にもらった使徒なの。」

「・・・スイカ・・・だよね?」

「ううん、使徒なの。碇君は危険だから近づいてはだめ。」

「・・・そ・・そう・・だよね・・・ははは。」

「えいっ!」(パカッ)

「・・・スゴイ!」

「使徒殲滅よ、碇君。」






その8 「CD聴くぞの巻(1)」





「さぁ〜買ってきたわよぉ〜・・・と、シンちゃぁん、ビールお願いね!」

「は、はい、ちょっと待ってくださいね・・・はい、ミサトさん。」

「さんきゅー・・・シュパッ・・・んぐっんぐっんぐっ・・・ぷはぁ〜!!」

「ミ、ミサトさん、早く聴きましょうよぉ・・・」

「碇君、聴きたいの?」

「だ、だって綾波の歌なんでしょ?」

「違うわ、わたしの歌。」

「あ・・・そ、そう・・(だからわかんないよ、綾波・・・)」

「早く聴きましょ、碇君。」

「ミサトさん!!」(わくわく)

「ちょっち待っててねぇ・・・はい、行くわよ〜・・・」



・・・♪・・♪♪・・♪・♪♪・・・♪・・・・・



「あ、綾波すごいじゃない!!」

「・・・」(ポッ)

「・・・あれ、でも声が少し違うような・・」

「・・そういう声で歌えって命令なの。」

「そ、そうなの・・・あれ、は、林原めぐみって書いてあるけど・・」

「げんじ名。」

「げ、げんじ名って・・・」

「レ、レイ、それは芸名って言うのよ!」

「・・・間違えちゃった・・・」(ぱたぱたぱた・・・)






その9 「CD聴くぞの巻(2)」





「あ、魂のルフランも入ってるんだね。」

「・・うん、Death&Rebirth。」

「ミサトさん、4曲目お願いします!4曲目!!」

「はいはい、・・・だけどシンちゃんちょっと今日はノリが違うんじゃない?」

「いや、なんか・・・その・・・綾波の歌・・聴くの嬉しくて・・」(ポッ) 

「・・・」(ぱたぱたぱた・・・)

「あらあら・・ごちそうさま・・・魂のルフラン行くわよぉ・・。」



・・・♪・♪♪・♪♪♪・・♪・・♪・♪・・



「へぇ・・・感じがずいぶん違うんだね。」

「うん、Aqua Groove Mix。」

「どういう意味なの?」

「知らない。」

「・・・」

「・・・碇君、どう?」

「うん・・・なんかすごくいいね・・綾波らしいし。」

「・・・」(ぱたぱたぱた・・)

「それに・・・すごくカッコいいね・・落ち着いてて・・・」

「・・・そう?」(ぱたぱたぱた・・・)

「うん・・・歌い方も・・・セリフみたい・・うん・前半も語りになってるし・・」

「・・・」(ぱたぱたぱた・・・)

「声もちゃんと・・ほら・・林原めぐみの声じゃなくて綾波の声だし・・」

「・・・碇君、気に入った?」

「うん!すごく気に入ったよ!あ、この『たましい』って言い方いいね!!」

「・・・」(ぱたぱたぱた・・・)

「それにここ!!歌詞をモノローグみたいに!!最高だよ綾波!!」

「・・・」(ぱたぱたぱたぱたぱたぱた!!・・・)

「そしてサビ!綾波の声って奇麗だね!!スゴイよ、本当にスゴイ!!」

「・・・」(ぱたぱたぱたぱたぱたぱたぱたぱたぱたぱた!!・・・)



「・・だけど綾波・・その羽根・・・」

「リリスなの。」

「そ、そうだね・・あの・・いつからつけてるの?」

「映画の時、髭の人がつけてくれたの。」

「髭?」

「そう、髭でめがねの人。」

「髭でめがねって・・・父さん?」

「ううん、碇司令ではないわ、監督って呼ばれてた。」

「監督ってshinさん?」

「違うわ、髭でめがねで・・・そう、相田君みたいな髪型の監督。」






その10 「ぱたぱたレイちゃん vs アスカ 第2幕」 by @isao氏





「最近、羽女来ないわね」

「・・・アスカが苛めるからだよ」

「なにそれ?あたしがいつ苛めたって言うのよ!」

「いっつも苛めてるじゃないか・・・」

「あれはね、あたしなりの愛情表現なのよ!べつに羽女を苛めてる訳じゃないのよ!」

「第一、その『羽女』ってのよくないよ・・・」

「なんでよ!羽が付いてるから『羽女』でいいじゃない!」

「でも・・・かわいそうだよ・・・」

「なによバカシンジ!あんた、あんな女の肩もつの!?」

「そうじゃないけど・・・やっぱり綾波は綾波なんだから・・・『羽女』は・・・」

「ふん!もういい!あんたとなんか絶交よ!」

「あ、アスカ何所行くの?」

「あんたのいないところよ!じゃ〜ね!!」

すたすたすた・・・・

「あ、待ってよアスカ!ア・・・ス・・カ・・・」

・・・またひとりぼっちか・・・



「・・・いかりくん」

「うわ!」

「・・・いかりくん」

「ど、どこから出てきたの?」

「・・・いかりくん」

「どうしたの?」

「やっと、ふたりきり・・・」(ぽっ)

「そ、そういえば・・・そうだね・・・」(ぽっ)

「いかりくん・・・」

「???」



Chu!



「あ・・・あやなみ・・・」



ダダダダダ・・・・

「くお〜ら〜!人がちょっと目を離した隙にぃ〜!!!」



ぱたぱたぱた・・・

「いかりくん、続きはあとで・・・」





ダダダダダ・・・・

「ま〜て〜!この性悪羽女ぁ〜!!!」







ぱたぱたぱた・・・

「い〜か〜り〜く〜ん〜あ〜と〜で〜ね〜〜〜〜」







「えい!この!」

スカッ・・・ひらひら・・・







「コラ!まてっ!えい!」

スカッ・・・ひらひら・・・







「あったまきた!その羽ひん剥いて串刺しにするわよ〜!!」

ぶんっ!

スカッ・・・ひらひら・・・





「そ〜れ〜は〜あ〜な〜た〜よ〜、じ〜ゃ〜あ〜ね〜い〜か〜り〜く〜ん〜」







「・・・はぁはぁはぁ、ちっ!逃げられたか・・・」

「アスカ・・・なんで笑ってるの?」

「ふんっ!あんたには関係ないのよっ!」

すたすたすた・・・





「・・・結局、みんな好きなんだね」(^^)






その11 「レイちゃんの練習」 by @isao氏





「ねえ、アス・・・」

「しっ!」

「???(どうしたの?)」

「(ねえ、今日の羽女・・・)」

「(あ!綾波だ!・・・でも、横にいるのは?)」

「(そうなのよ、シンジしってる?)」

「(ううん・・・しらない・・・)」

「(しっ!なにか喋りはじめたわよ・・・)」



「わかったかい?レイちゃん」

「はい・・・たぶん・・・」

「よし、じゃぁ・・・ここからいってみよう」

「はい」

「いち、にっ、さん、はい・・・」



『わたしに、かえりなさい・・・』



「あーー!ちがうんだなぁ・・・もっとこう、熱いハートで語り掛けるんだ」

「・・・はい?」

「いいかい?もう一度。いち、にっ、さん、はい・・・」



『わたしに、かえりなさい・・・』



「ち〜が〜う〜なぁ〜・・・前世紀の私のヒット曲EPがあればきかせてやれるんだが・・・」

「・・・はあ?」

「・・・?誰だ!そこにいるのは!」



「(みつかった!)」



「あ、いかりくん!」

「あぁ、レイちゃんの友達かい?」

(コクリ)

「そうか・・・では私はこの辺で、サラバだ!はっはっはっ・・・」

ばっさばっさばっさばっさ・・・

「・・・・・・」



「あ、あやなみ?」

「いかりくん?」

「だれ?あの人?」

「しらない・・・」

「し・・・知らない人なの?」

「うん・・・魂のルフラン歌ってたら・・・『そこの歌い方は違う!』って・・・」

「あんたバカぁ?名前も知らない人に歌い方教えられてたわけ?」

「ううん、名前は名乗ったわ」

「え、なんていう人なの?」



「『コンドーですっ!』っていってた・・・あと、雪は降るとか・・・」

「・・・・・・」

「・・・・・・」







「な・・・なんか寒いオチね・・・」

「そ・・・そうだね・・・」



「じゃぁ私の羽で包んであげる・・・」

ふぁさっ・・・

「どう?」(^^)

「うん・・・とっても暖かいよ、綾波」(^^)

「ま、たまには悪くないわね・・・」(^^)





−この部屋くそ暑いんですけど・・・(^^;;


その12 「おめかしレイちゃん」 by @isao氏





「ちょっと!羽女!まだなの!?」

「ごめんなさい・・・もうちょっと待って・・・」

カチッ、ゴーーー

「もう!早くしなさいよ!折角独立コーナーになれるのに!」

ゴーーー

「うん、わかってるわ・・・もうちょっとだけ・・・ごめんねアスカ」

ゴーーー

「まったく!さっきからなにやってるのよぉ?」

ゴーーー

「ねえ、アスカ。今日碇君もくるんでしょ?」

ゴーーー

「まあ、次のシーンはあたしとあんたとシンジの絡みのシーンだからねぇ」

ゴーーー

「そう・・・碇君、やっぱりくるのね・・・」

ゴーーーゴーーーゴーーーゴーーー

「そんな事より早く!・・・って、なにしてんの?」

ゴーーー

「とれないの・・・寝ぐせ」(;_;)

ゴーーー

「・・・どこが?」

ゴーーー

「ほら・・・ここ・・・右の羽の先の下から2番目のところ・・・はねてる・・・」

ゴーーーゴーーーゴーーーゴーーーゴーーー

「そぉ?」

ゴーーー

「うん・・・おかしくない?」

ゴーーー

「べつに・・・変じゃないわよ・・・」(あんた・・・コゲるわよ・・・)(^^;;

ゴーーー

「ほんとに?ほんとにおかしくない?」

ゴーーー

「あんたバカぁ?大丈夫だっていってんでしょ!」(だから、コゲるって)(^^;;

ゴーーー

「うん・・・わかった・・・ごめんね、アスカ・・・」

カチッ

「いいわよ!気にしなくって!じゃ、行くわよ!」

「うん!」

タッタッタッタッ・・・・「バカシンジ!」

ぱたぱたぱた・・・・「いかりくん・・・」



(ホントはコゲてたって内緒よ!)(^^;;;






その13 「水浴びレイちゃん」 by @isao氏





ぱしゃぱしゃ・・・ぱしゃぱしゃ・・・ぱしゃぱしゃ・・・

『あ、綾波だ・・・水浴びしてるのかな?』

ぱしゃぱしゃ・・・ぱしゃぱしゃ・・・ぱしゃぱしゃ・・・

『やっぱり・・・奇麗だよな・・・綾波って・・・』

ぱしゃぱしゃ・・・ぱしゃぱしゃ・・・ぱしゃぱしゃ・・・



「だれ?」

ぱしゃ・・・

「あ・・・僕だよ・・・」

「いかりくん!?」

「う、うん・・・邪魔しちゃった?」

「きゃーーーーーーーーーー」

「あ?あやなみ?」

「きゃーーきゃーーきゃーー」

「あ、どうしたの・・・あやなみ?」

「みないで!今、裸なの!」

「え・・・だっていつもとおんなじ・・・」

「だめなの!だめなの!」

「だめっていっても・・・」

「きゃーー」

「あや・・」



ゴフッ!(クリティカル!)



ぱたぱたぱたぱた・・・・

「あ・・・や・・・な・・・み・・・ぃ・・・」





「あんたバカねぇ、それが乙女心ってものよ!バカシンジ!」





−そうなのか?(^^;;


その14 「すべてが終わったあとで・・・」 by @isao氏





AD2015

某所地底都市某施設内通路



「あ・・・」

「ん?どうしたの綾波」

「あのひと・・・」

「あんた良くみえるわねぇ・・・って・・・ああ!」



「よお!3人とも元気だったか?」

「加持さん!」

「おいおい!アスカ泣くなよ・・・久しぶりの再会だろ?」

「えっく・・だって・・だって・・」



「あ〜ら〜?アスカったらど〜しちゃったの〜?」

「あ!ミサト・・・さん・・・」

「ただいま、シンジ君。」

「お・・・おかえりなさい・・・その・・・」

「あ、残念だけどあの約束は果たせないみたいね!」

「え・・・そう・・・ですか?」

「ふふっ、だってシンジ君の後ろからコワーイお嬢様が睨んでるもんねぇ!」

「あ・・・あやなみ・・・」

「碇君・・・」

「だ〜いじょうぶよ!レイ!シンジ君はあなたに任せるわ〜ん」



「早速、痴話喧嘩?」

「リツコ!」

「・・・りっちゃん」

「あんたも戻ってこれたのね!」

「あら、アスカ失礼ね!私だって戻れるわよ!もうすぐMAGIも復旧するし・・・」

「マヤ、そっちのデータは大丈夫?」

「ええ、今日向君と青葉君が手伝ってくれてますから!」



「なあ、日向」

「ん?」

「俺達って、またこれで出番無しかな?」

「かもな・・・」



「冬月教授・・・失礼、副司令でしたわね」

「いや、いいんだよユイ君」

「漸くみんな戻ってこれましたね」

「ああ、君の息子はよくやったよ」

「ええ、みなさんのおかげで立派に育ってくれましたわ」

「これで、またあのHPも賑やかになるな・・・」

「なんでも、今、書きだめてるらしいですわ」

「そうか、仕事も溜まってるらしいがな・・・」

「仕事が忙しいのはいいことですわ、嬉しい悲鳴ですもの」

「でも、少しは我々の話の続きを書いてもらわんとな・・・」

「8月後半らしいですわね」

「今度はSEELEも動き出すらしいな」

「副司令はSEELE、お嫌いですか?」

「面白いとは思うが・・・好きにはなれんな・・・」

「どっちにしろ、あの人の事ですから、間に合えばってことでしょうけど」

「新しい話もいいが、我々の真の補完を最優先してもらわんとな」

「きっと大丈夫ですよ・・・いきているんですもの」

「そうだな・・・新世紀はここから始まるのだな・・・」



「ところで碇」

「ああ」

「みんな実体を持って戻って来たと言うのに・・・」

「ああ」

「なんとかならんのか?」

「もんだいない・・・」

「・・・問題大有りだぞ・・・似合わんからやめろ・・・」



「そうか?」

ぱたぱたぱた・・・(ニヤリ)






その15 「CMです(^^;」 by @isao氏





−−−−−−−−−  C  M  −−−−−−−−−



ぱっかん!

「ふふふふっ・・・・」

ぱたぱたぱたぱた・・・



「うむ」



ぱっかん!

「ふふふふっ・・・・」

ぱたぱたぱたぱた・・・



「うむ」



ぱっかん!

「ふふふふっ・・・・」

ぱたぱたぱたぱた・・・



「うむ・・・シンジ」



ぱっかん!

「ふふふふっ・・・・」

ぱたぱたぱたぱた・・・



「なに、父さん?」



ぱっかん!

「ふふふふっ・・・・」

ぱたぱたぱたぱた・・・



「そっちはどうだ?」



ぱっかん!

「ふふふふっ・・・・」

ぱたぱたぱたぱた・・・



「・・・だめだよ・・・本当にあたるの?」



ぱっかん!

「ふふふふっ・・・・」

ぱたぱたぱたぱた・・・



「ああ・・・きっとあるはずだ・・・」



ぱっかん!

「・・・・・・」

すたすたすた・・・・







「シンジ!」

「どうしたの?」

「うむ(ニヤリ)」







− ♪レイ缶 ヤマ缶 綾波補缶

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   ♪ふりーだいやる、レイ!レイ!サイコー!♪

      

    尚、オペレーターは38時間寝てないのでつながらないかもしれません、あしからず!




その16 「シンちゃんの告白?」 by @isao氏





僕、碇シンジ14歳。

羽を持つ綾波と、気の強いアスカの三人で暮らしているんだ。

僕たちが補完されてからもう随分経つけど・・・

さすがに可愛い女の子二人に囲まれて何もしないと・・・

−欲求不満−

だから、今日は思い切って本命の綾波にアタックするんだ!



この時間、いつも綾波はここで水浴びしてるはず・・・



あ!いた!

あれ?ちょっと髪を切ったのかな?

でも、そんな事はどうでもいいんだ!

綾波の羽、綾波の背中、綾波のふ・く・ら・は・ぎっ!

このまま気づかれないように後ろから近づいて・・・



だきつき!

「もう、離さないよ・・・僕とひとつになろう・・・」(ニヤリ)



くるり

「やぁ!シンジ君。待っていたよ!」

「んげ!カ・・・カヲル君!」

「シンジ君のほうから僕を求めてくれるなんて・・・光栄だな」

「ち・・・違うんだ!これは・・その・・あ・・あ・・・・・・」

「さあ、シンジ君望み通り一つになろう。心も・・・そして体も・・・」

「ち・・・違うんだー!助けて!シンジー!」





ぱたぱたぱた・・・

「いかりくん?」

「んーんんんんー」

(あーあやなみー)

ぱたぱたぱた・・・

「どうして縛られてるの?」

「んーんんーんー、んんんんんんんんー」

(父さんが!それより解いて!)

ぱたぱたぱた・・・

「はい・・・大丈夫?」

「ぷはっ!はあはあ・・・、と、父さんがいきなり現れて僕を縛って・・・」

ぱたぱたぱた・・・

「そう・・・やっぱりあれは司令だったのね・・・」

「と・・・父さんは・・・どこ!」



ぱたぱたぱた・・・

「AnotherWorld・・・」(とぉ〜い目)






その17 「早起きレイちゃん」 by @isao氏





ふぁ・・・

朝・・・きもちいい・・・

わたし、今日もいきてる

・・・しあわせ。



『さて・・・と、いかりくんは・・・』

「・・・んん・・・あやなみ・・・くぅ〜・・・くぅ〜・・・・」

『うふっ、もう少し寝かせてあげましょ・・・アスカは・・・』

「・・・マ・・・マ・・・マングース・・・・・・・」

『????』

「・・・ス・・・ス・・・ス・・・」

『(スイカ)』(ぼそっ)

「・・・カ・・・カ・・・かじさん・・・くぅ〜・・・くぅ〜・・・」

『うふっ、アスカ『ん』がついたからあなたの負けね・・・』



キコキコキコ・・・きゅーーーー

『罰ゲームよ・・・』(^^)



さてと、いかりくんがおきる前に水浴びしてこよ・・・

ぱたぱたぱた・・・





−続きはいつになるのでしょう?(^^)






その18 「生きているんですもの・・・
              生きていればそんなこともあるわ・・・」の巻 by @isao氏




ぱたぱたぱた・・・

「いかりくん・・・」

「どうしたの?」

「・・・おねがい・・・きいてくれる?」(うつむきっ)

「う・・・うん・・・なに?」

「あの・・・あのね」(ぽっ)

「う・・・うん」

「羽の・・・先・・・かゆいの・・・」(まっか!)

「え?・・・」

「手・・・とどかないの・・・」(はずかしっ)

「あ・・・うん、いいよ。・・・どれどれ・・・ここらへん?」ぽりぽり

「もうちょっと・・・下・・・」(もじもじ)

「・・・ここらへんかな・・・」ぽりぽり


「あ・・・ああっ・・・」


「あ・・・あやなみ?・・・」


「はぁっ・・・きもち・・・いい・・・あっ・・・」(恍惚)


「・・・ぼ・・・膨張しちゃった・・・」(まっか!)



−み、みなさん変なこと想像しないように!(^^;;



その19 「すべてが終わった直後」の巻 by @isao氏



「ねえ、シンジ」

「なに?」

「ひまね〜」

「しょうがないよ、まだみんなLCLなんだから・・・」

「ねえ・・・」

「?」

「キスしよっか?」

「えっ!なんで?」

「暇だからよ!」

「で・・・でも・・・」

「・・・いくわよ!」


chu・・・・・


「ア、アスカ・・・?」(もう終わり?)

「シンジ・・・」

「うん・・・」


ばっち〜ん!


「ひ、酷いよ!いきなり!」

「ふん!ラヴェンダーの匂いがするわよ!」

「あ・・・そういえば・・・」

「最っ低!」


すたすたすたすた・・・

「あ・・・アスカ・・・」


ぱたぱたぱた・・・

「いかりくん・・・」

「あやなみ・・・」

ぱたぱたぱた・・・

「いかりくん・・・元気ない・・・どうしたの?」

ぱたぱたぱた・・・

「アスカを怒らせちゃったんだ・・・」

ぱたぱたぱた・・・

「いつもの事よ、いかりくん・・・そんな事気にしちゃだめ・・・」

ぱたぱたぱた・・・

「うん、でも・・・」

ぱたぱたぱた・・・

「かわいそうに・・・私が慰めてあげる・・・」

ぱたぱたぱた・・・

「え?」


chu・・・


「あ・・・あやなみ?」(もう終わり?)

ぱたぱたぱた・・・

「いかりくん・・・」

ぱたぱたぱた・・・


ゴフッ!

「・・・あ・・・あや・・・なみ・・・?・・・」


ぱたぱたぱた・・・

「アスカの匂いがする・・・」

ぱたぱたぱた・・・



−この後量産機とゲンドウが出てきますが
   それはまた、別のお話・・・(^^;;


その20「湯上がりにはレイちゃんにぱたぱたしてもらいたい」 by ゴミログ製造機氏


ガラッ

「ふう、お風呂もいいけどたまには銭湯もいいよね」

ガラッ

「ぱたぱたぱた・・・

「・・・あ、綾波・・・」

「どうしたの?碇君」

「い、いや、きれいだなって思って・・・」

「・・・」

ぱたぱたぱたぱたぱた・・・

「ピンク色の肌っていいなって、つい見とれちゃって・・・」

「・・・」

ぱたぱたぱたぱたぱたぱたぱた・・・

「ご、ごめん!恥ずかしいこと言って・・・」

「・・・いい。きれいって言ってもらえて、うれしいから・・・」

ぱたぱたぱたぱたぱた・・・

「綾波の風、甘い匂いがして気持ちいい・・・」

「碇君・・・」

「綾波・・・」

ぱたぱたぱた・・・ぱたぱた・・・ぱた・・・



自己批判
ただのらぶらぶ。碇君説明的すぎ。最初の一言がもろ作者の心情。
綾波ぱたぱたらしくない。そもそもぱたぱたでやる必要性が見あたらない。
3度書くほどのものか?通りすがりの・・・人に添削してもらいたいくらい。


その21 「レイちゃんのごちそう」 by ゴミログ製造機氏

ぱたぱたぱた・・・

「碇君、今日は私が腕をふるってごちそう作ってあげる」

「ありがとう、綾波」

「じゃ、さっそく材料とってくるね」

ぱたぱたぱた・・・

「(綾波、財布忘れてるけどいいのかな。

釣竿みたいなの持ってたし、夕ごはんは魚かな・・・)」

ぱたぱたぱた・・・

「ただいま」

「おかえり。夕ごはん何作ってくれるの?」

「ひ・み・つ。部屋で待ってて。できたら呼ぶから」

「うん」

ぱたぱたぱた・・・

じゅうじゅう・・・

「(何作ってんだろ、綾波・・・)」

ぱたぱたぱた・・・

じゅうじゅう・・・

「(ちょっとくらい見てもいいよね・・・)」

ちらっ

「碇君!」

「綾波、それって・・・」

「鳥の丸焼き・・・」

ぱたぱたぱた・・・

じゅうじゅう・・・

「シンジ君。再び君に会えて、嬉しかったよ」

にたあっ

「うわあああっ!

うわああああああああああーっ!」



自己批判
相変わらず精神汚染もの。これもぱたぱたレイちゃんの必要性無し。
それにしても君たち、いつのまに同棲はじめたんだ?


その22 「レイちゃんお出迎え」by キャリバーン氏

・

・

・

シンジ「すっかり遅くなっちゃったなぁ・・・。」(てくてく)

シンジ「アスカも綾波も心配してるだろうな・・・。」(てくてく)

シンジ「・・・早く帰らなくっちゃ・・・。」(てくてく)

・

・

・

───コンフォート17マンション前

 『・・・あれ?ベランダに・・・綾波?』

シンジ「お〜い、あやなみぃ〜〜!」

レイ「・・・あ・・・碇くん!」

シンジ「あっ、綾波、身を乗り出したりしたら危ないよ!!」

 ひょいっ

シンジ「あぁぁ!!落ちる!!・・・・・・!!」

バサッ!

シンジ「・・・う・・・わぁ・・・。」

とんっ

レイ「碇くん、お帰りなさい・・・どうしたの?」

シンジ「あ、あの、その・・・羽根が、綺麗で・・・」(ぽっ)

レイ「綺麗・・・きれい・・・」(ぽっ)

シンジ「『か、かわいい!』──────かわいい・・・」(ぽっ)

レイ「・・・・・・」(ぼんっ!)

シンジ「・・・・・・」(ぽっ)

レイ「・・・・・・」(もじもじ)

シンジ「か、帰ろうか、綾波」

レイ「うん・・・」

・

・

・

その23 「例えばレイちゃんが映画のリリスくらい大きいとしたら」by @isao氏


水辺・・・体育座りするレイ(リリス比1:1)
その手のひらに座るシンジ。
小さなシンジにそっと顔を近づけ談笑するふたり・・・


「シンジ〜!シンジ〜!どこ行ったのよもぉ!馬鹿なんだから!」

「あ、アスカだ!」

「どうしたの、碇君?」

「お願い!綾波。かくまって!」

「え?」

「お、お願い!」

「ええ・・いいわ。」



むぎゅ!

「あ・・あや?・・・」



「ねえ、ファースト!」

「なに?」

「シンジ見なかった?」

「え・・し、知らないわ・・・」(あからさまに、しらんぷり!)

「本当に?」

「え、ええ・・本当よ・・」

「ふ〜ん・・・」(あからさまに、疑いの目!)

「ホ、ホントに知らないわよ!」

「・・・ねぇ、ファースト」

「な、なに?」

「何で顔赤いの?」(ニヤリ)

「え、あ、赤くなんか・・・ないわよ・・・」

「ふ〜ん・・・ま、いいわ。」

「そ、そう?あ、ありがと・・・」

「今回はあんたの捨て身の作戦に免じて許してあげる。」

「え・・・」

「でもね。」

「でも?」

「早くシンジ出さないと・・・窒息しちゃうわよ!」

「え!」

ごそごそ・・・

きゅぽん!

「い、碇君?碇君?しっかりして!」

「あ・・あやなみぃ・・僕・・もう死んでもいい・・あぁ・・あやなみぃ〜」

「ほ〜ら、そんな所に隠すから、言わんこっちゃ無い。ま、バカシンジにはいい薬よ!」




「碇君!いかりく〜ん!・・・」


どこに隠したかは・・・ヒミツ!(^^)
3人のチルドレンと私だけが知っている。
おい!シンジ!ちゃんと責任取らなきゃだめだぞ!

その24  8月16日特別USS「送り火レイちゃん」by ZOE氏


ぽっ

「ねえ、あれ見て!山が燃えてる!」

「アスカ、あれは燃えてるんじゃないよ。『大文字五山送り火』って言ってね、
  お盆に現世に戻ってきた精霊を再び送る行事なんだ」

「ふうん。バカシンジのくせによく知ってるわね」

「ずっと昔、赤ちゃんだった頃に見た記憶があってね。それで気になって調べたんだ。」
「そうなんだ。ねえ、レイは知ってたの?」

「私知らない。第三新東京市を出たの、今日が初めてだから・・・」

「綾波・・・(かわいそう)」

「レイ・・・(なんて子なの)」

「綺麗ね」

「えっ?」

「一時の輝きに全てを託し、やがて儚く消える炎。人の命にも似た悲しげな姿。
  だからこそ、綺麗に見えるのかしら・・・」

「・・・」

「・・・それは違うと思うよ。儚いから綺麗なんじゃない。
  あの炎は今の時間にすべてを賭けて精一杯輝いている。
  その一生懸命な姿こそが、見ている人に感動を与えるんじゃないかな」

「・・・そうかもしれない」

「そうなのよ!だからレイも難しい事考えてないで、綺麗な山火事でも眺めてましょ。
  せっかく生きてんだから楽しまなくっちゃもったいないわ」

「ありがとう、碇君、アスカ。私も、そうする・・・」

「だから山火事じゃないって・・・」

「でもここからじゃいまいち眺めが悪いわね。どこか高台みたいな場所ないの?」

「土地柄から高い建物あまりないしね。  今から山に登ってたんじゃ間に合わないし・・・」

「私に任せて。飛ぶから。二人とも腕につかまってて」

「うん。」

ぱたぱたぱたぱたぱたぱたぱたぱたぱたぱた・・・

「どう?」

「うわあっ。すごい眺めだなあ」

「ほんとすごい、全部見渡せるわ。ほら、あそこに変な三角形!」

「アスカ、それは船型だよ・・・」

「こっちは大の字!で、あっちは・・・」

「・・・(じいっ)」

「・・・どうしたの、碇君?私の方ばかり見て」

「いや、綾波の羽根、炎の赤に彩られているのが綺麗で、つい・・・」(ぽっ)

「何をいうのよ・・・」(ぽっ)

「その通りよ!何言ってんのよ、バカシンジのくせに!

(くっ、先を越された・・・でも、あたしのレイは絶対に渡さないわよ!)」



いや、奇麗。何も言うことはありません。
あれ?こっちの世界でも、やっぱアスカの本命はシンちゃんじゃなくてレイちゃん?
(山火事って・・なんかアスカちゃんかわいいな。え?別にビビってないすよぉ。)


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