間部瀬博士のショート・ショート
間部瀬博士 | 投稿日時 2008-5-3 19:50
たまにふと思いついたネタを投下するため、新たにスレを立てました。思いつきを適当にさらすだけのものですから、あまり期待しないでください(笑)。
「せめて人間らしく」
宇宙空間に忽然と現われた使徒・アラエルを撃墜するべく、アスカの駆る弐号機が出撃したのだった。ライフルの照準を必死に合わせるアスカ。ところが、敵はいち早く怪光線を放ったのだ!
べちょ。
『あーっ。アスカ、犬の糞踏んだー』
『あわわわ』
『うわっ、汚ねえー。こっち来んなー』
『あっ、行かないで』
『わーい、うんこ女だー。逃げろー。えんがちょ、えんがちょ』
『うえーん』
ENNGATYO
「忘れようとしてたのにぃ!」
『加持さんのハートをゲットするには、もっと色っぽい体つきにならなくちゃ。だからこうしてパッドを入れて、と』
AGEZOKO
「あたしの心を覗かないで!」
『ちょっと、シンジ。こんなところでやめてよ!』
『え、ぼくが何か?』
『うわ、センセ、臭いがな。かんべんしてえな』
『おーい、誰か窓開けろー』
『ち、違うよ。これ、ぼくじゃないよ』
『何よ、シンジ。責任回避しようっての?男らしくないわよ!』
『. . . ごめん』
(ごめんね、シンジ)
SUKASIPPE
「どうしよう。汚されちゃったよう」
アラエルの精神攻撃にアスカはなすすべもない。そこへ零号機がロンギヌスの槍を放ち、アラエルを殲滅したのだった。すごいぞ零号機。救出されたアスカは地べたにへたりこんで呟いた。
「あたし、つくづく自分がいやになったわ」
...色々とスイマセン。
Re: 間部瀬博士のショートNo.ショート
Hoffnung | 投稿日時 2008-5-4 16:39 | 最終変更
ご投稿ありがとうございます。
というわけで、綾波展の生き残りエリアであるところの「掲示板」にて、私も短いホラ話を投稿するです。
「HENSHIN」
ある朝起きると、グレゴール=シンジは一体の巨大なエヴァに変身していた。
プラハの秋は深い。どうでもいいが。
しかし、このまま生身で前線に投入されてはえらいことだ。シンジはパニクって逃げた。すたこらと逃げた。インターフェイスもないのに、暴走だ。
一同あわてて、あの手この手でシンジを捕獲してはみたが、さすがに困った。シンジがエヴァに変身してしまっては、その巨体を収めるメタエントリープラグを作り、さらにそれを挿入して動かすためのメタエヴァンゲリオンを作り...んな無茶な。
「無茶ではないわ」
突如出演の赤木リツコ。
「今こそ巨大化する時よ、レイ...いえ、リリス」
かくしてレイは唐突に巨大化した。リリスの胎内にはエヴァと化したシンジがエントリープラグもなく、そのまんまズズいとエントリーされた。
「そんなの無理だよ。できるわけないよ」
言ってみても後の祭り。「ガマンなさい。男の子でしょ」と某現場指揮官が言ったかどうかは定かではない。しかし母胎回帰は男子の本懐。いやよいやよも何とやらなのである。
やがてレイことリリスの四肢はベンガルボダイジュのごとく幹となり枝葉を養って、新たな宇宙樹となったのである。
めでたしめでたし。
Re: 間部瀬博士のショート・ショート
間部瀬博士 | 投稿日時 2008-5-4 22:30
場つなぎショート・ショートの第2弾。
「瞬間、心重ねて」
使徒・イスラフェルの分離攻撃に一敗地に突っ込まれたエヴァ2機。雪辱を図る頭脳明敏な作戦指揮官・葛城ミサトは奇想天外な作戦を編み出したのである。
「向こうが突然二体に別れて攻撃してきたために、こっちはパニックになったわ。だから、今度はこっちも同じ手を使うのよ」
シンジ「それってどうやるんですか?」
「二人羽織りよ」
アスカとシンジ「「二人羽織り!」」
「そう。まずでっかい羽織りを作って初号機を包む。その背後に弐号機が隠れ、あいつらに近づき、油断したところで二体を同時に攻撃するの」
シンジ「そんなのより、二人で呼吸を合わせて同じ動きをし、同時攻撃したらどうですか?」
「ぶぁーか。そんなのうまくいきっこないでしょう。あたしの作戦に間違いはないわ。というわけで、二人にはこれから特訓をしてもらいます」
「「特訓?」」
「そう、これから1週間、必要な時以外はずっと二人羽織りをして、完璧に息が合うようにするのよ」
アスカ「そこまでしなくたって」
「あの使徒を騙すにはそれくらいしなくちゃ。つべこべ言わないの。はい、これが羽織りよ」
こうしてアスカとシンジは滑稽な二人羽織り暮らしをすることになったのだ。しかし、そううまくいくものではない。
「今度はご飯を食べよう。ちょい前、ちょい右。お箸でつまんでぇ。アスカ、そこ顎。鼻、鼻、鼻。(ぱくぱく)ふう。今度はお刺身。そうそう、いいよいいよ。(べちょ)おでこにつけてどうすんの!もっと下。(ぱくぱく)さあ、いよいよ味噌汁だ。そっと持って。そっとそっと。あっ、あっ。あっちーーーー」
「あ?あ。だめねえ。やり直し」
ミサトの冷たい指示にアスカはキレた。
「気楽に言わないでよ!こんなのうまくいくわけないでしょう!」
ミサトは傍らでぼんやりと見ていたレイに、「じゃ、ちょっとレイやってみて」
「はい」
レイがアスカに代わって羽織りに潜り込んだ。アスカはどうせだめよ目線で見守る。
「まずご飯だ。(ぱくぱく)うん、おいしい。お刺身はどうかな。(ぱくぱく)新鮮だねえ。次はお味噌汁が飲みたいな。(ごくごく)出汁がよく効いてるよ」
「あら、レイうまいじゃなーい」
「それほどでも」と、シンジ(レイ)が頭を掻く。
それを見ていたアスカは、悔し涙を流して逃げ去ってしまった。
加持「シンジ君、何をしている。君の出番じゃないか」
シンジはアスカを追って外へ出た。アスカをコンビニで発見。二人は話し合い、一層頑張ろうと誓い合うのだった。
遂に決戦当日がやって来た。二体のイスラフェルの前に現われたのは巨大な羽織りを着た初号機だ。
「62秒で片を付ける!」
バレットガンで奮戦する初号機(弐号機)。しかし、2対1の不利は否めず、徐々に追い詰められる。バレットガンの弾が切れ、二体が間近に迫った時であった。羽織りの下から突如、弐号機が現われたのだ!
「「でえええええええっ!!」」
二機は同時にプログナイフを持って突っ込んだ。ほぼ同時に使徒のコアが切り裂かれる。数瞬の後、二体のイスラフェルは動きを止めた。こうして人類はまたも勝利を収めたのである。
戦いを終え、弐号機を降りたアスカはひとりごちた。
「なんか勝ってもあんまり嬉しくないのよねえ」
Re: 間部瀬博士のショート・ショート
間部瀬博士 | 投稿日時 2008-5-17 23:17
場つなぎショート・ショート第3弾。エヴァネタじゃなくてごめん。
「自働販売機」
煙草が切れちゃったな。どっかに自販機はないかな。おっ、あったあった。なんか書いてある。この機械は最新型高性能AIを搭載しています。へえ。
『いらっしゃいませ』
「うわっ、びっくりした」
『今日は何を差し上げましょう?』
「ほお、丁寧なもんだね。じゃ、マイルドセブン一つください」
『まず、お金を入れてください』
「そりゃそうだね。はい、入れたよ」
『商品のボタンを押してください』
「なんだよ、押すのかよ。聞くことないじゃん。ま、いいや。はい、押したよ」
『タスポをタッチしてください』
「それもするのかい。しょーがねえな。はい」(ピッ)
『んーなになに。大山イチロウ45才。妻あり、子供19才を頭に4人。‥お盛んですねえ』
「なんだよ。どうでもいいだろ、そんなこと」
『えー、商品をお渡しする前に一言警告しておきますが、妊娠中の喫煙は胎児の発育障害や早産の原因の一つとなります』
「おいおい、おれは男だよ」
『てへ、間違えた。喫煙はあなたにとって肺がんの原因の一つとなります』
「そんなことは百も承知だよ」
『いいですか。疫学的な調査によりますとね、喫煙者は肺がんで死亡する危険性が非喫煙者に比べて約2倍から4倍も高くなるんですよ。4倍ですよ、4倍。こりゃ、えらいこっちゃ』
「うるさいなあ。危険性が高くてもいいの。おれは煙草が好きなんだから」
『早死には家族が悲しみますよ。今は亡き大山カネさん享年79才も草葉の陰で泣きますよ』
「やな奴だねー。どうでもいいから早く煙草だせよ」
『そうですか。ほんっとうにいいんですね』
「いいよ」
『ほんーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーとうにいいんですね』
「谷岡ヤスジか、お前は。いいったら、いいの。さっさと出せ」
『‥‥そうですか。あなたがそこまで言うなら仕方がありません。お売りしましょう。‥‥もっと軽いのがありますよ』
「ああ、もう!はいはい分かりました。じゃ、マイルドセブンライトにするから。それでいいでしょ」
『‥そうですか。最初からそれにすればいいんです。では、ボタンを押し直して。(ガタコン)お買い上げありがとうございました。またのお越しをお待ちしております』
「もう二度と来るかい。‥‥って、ちょっと待てよ。お釣りはどうした?」
『は?なんのことでしょう?』
「なんだじゃないよ。おれ、500円入れたんだよ。100円釣り銭だせよ」
『そうですかあ。ぴったり入れたでしょう』
「違うってば。確かに500円入れたんだ。とぼけるんじゃないよ」
『あまり細かいことを気にすると、病気になりやすいですよ』
「何言ってんだ。ふざけるんじゃないよ。もう頭に来た。この、この!」(ドシン、ドシン)
『あっ、何をす%#*@?¥ュ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥』
「静かになったな。‥‥やばいことになったかな?‥‥おい。おーい。起きてるかー?」
『‥‥みなさん、こんにちは。わたしはスーパーコンピューターHAGEです。生まれたのは2021年3月10日。生みの親は山本山博士です。唄を歌いましょうか?』
「あ、ああ。歌ってくれ」
『?ある日金太が歩いていると、美しいお姫様が逃げてきた。わたしねぇ、今追われているのー。ねぇお願い。金太、守ってー。金太まもって、金太まもって、キンタマモッテー?』
「ひどい唄を教えたもんだなあ」
『ご清聴ありがとうございました』
「もう終わりかい。いや、なんともなさそうでよかった」
『乱暴はいけませんよ』
「それより、お釣りだよ。なんとかしろ」
『絶対いりますぅ?』
「いるよ。当然だろ。さては、釣り銭ないのに販売したな」
『あ、そうだ。もう1曲歌うってことでどうでしょう?』
「聞きたくねえよ。もういい。製造元に苦情を言ってやる」
『あっ、そ、それはどうかお許しを。あんまり暇なんでちょっと調子が狂っただけなんですぅ。今度はうまくやりますから』
「今度はないね」
『そんなこと言わないで。あ、そうだ。次の人が100円入れたら、すぐにあなたにあげます。それでいいでしょ』
「次の人っていつ来るんだよ」
『だから、あなた早く捜しに行ってください』
「いいかげんにしろ!」
チャンチャン。
おそまつ。
Re: 間部瀬博士のショート・ショート
ゲスト | 投稿日時 2008-6-4 22:11
場つなぎショート・ショート第4弾。なかなか「場つなぎ」が取れませんねぇ。
「奇跡の価値は」
突如、宇宙空間に現われた使徒・サハクィエル。地上のネルフはなすすべもないのだった。しかし、神算汲めども尽きぬ作戦指揮官・葛城ミサトは、驚天動地の対策を考案したのである。
「このままじゃ使徒のATフィールド攻撃で、私たちは一巻の終わりだわ。でも、この状況を打開する方法が一つあるの」
アスカ「それってどんな?」
ミサト「ギャグよ」
アスカ、シンジ「「ギャグ??」」
「地上に落ちてこようとする使徒に腹を抱えて笑うようなギャグをぶつけるの。そうすれば使徒も調子が狂って落下ポイントを誤り、どっかよそに落ちてしまうという寸法よ」
シンジ「でも、どうやって使徒にギャグを見せるんですか?」
「それは私が説明するわ」赤木リツコ満を持して登場。「私が発明したスーパーサイコウェーブ送信機を使い、使徒にギャグを送るのよ。一種のテレパシーみたいなものなの」
ミサト「一刻も早く作戦を実行する必要があるわ」
リツコ「あの、まだ難解な専門用語を言ってないんだけど」
ミサト「あーうるさい。長くなるからだめ。というわけで、みんな明日までにギャグを考えてくるのよ。他の職員も同じよ」
くさるリツコを脇に置いてシンジがおずおずと言った。
「あの、それよりエヴァ3機で使徒を受け止めたらどうでしょうか?」
「なーに言ってんだか。そんなのうまくいくわけないでしょう。ちょっと、はんかくさいんでないかい?」
「北海道出身なんですか?」
「どうでもいいでしょ。じゃ、今日はみんな帰って面白いギャグを必死に考えるのよ。いいわね」
「「はーい」」
チルドレンは帰り支度を始めた。ちなみに科白は一切ないが、レイもこの場にいた。
翌日、セントラルドグマに多くのネルフ職員が集まった。チルドレンももちろんいる。広大な工場の中心に、1辺5mほどの金属でできた立方体が据えられていて、上部からうじゃうじゃとケーブルが何十本も飛び出ている。演者はこの中に入り、取っておきのギャグを披露するのだ。
いよいよ作戦開始だ。ミサトが張り切って指示を出した。
「トップバッターはシンジ君よ。頑張って!」
「はい!」
シンジは箱の中に入り、へこへこと腰を前後させた。「かいーの」
「次、レイよ」「はい」
シンジ「あの、まだ『コマネチ』があるんですけど‥」
レイ「この電話、だれもでんわ」
「ごくろうさん。アスカ、頼むわ」
アスカ「あたしがアメリカンジョークの真髄を聞かせてやるわ!」
レイ「ふとんがふっとんだ」
アスカ「『ヘイ、ジョージ。君が嫌いなタイプの女ってどんなのだい?』『うん、マイク、そうだなぁ。あ、ほら、あそこにいるデブで服のセンスはダサダサで、出っ歯のブス。あんなのは嫌いだねえ』『あれ、君の姉さんだよ』」
発令所「使徒に変化ありません!」
「アスカ、ご苦労さん。どんどん次に行くわよ」
青葉「?金もいらなきゃ女もいらぬ?。わたしゃも少し目立ちたい?」
リツコ「エヴァンゲリオンとかけて、バッテリーのしょぼいノートパソコンと解く。そのココロは、電源抜けると5分しかもたない」
冬月、和服で登場。「一席お付き合いください。え?落語の登場人物ってのは、こう世の中ついでに生きてるような連中ばかりでございますが(グビ)、この長屋に住んでおります大工の熊五郎、こいつがまたとんでもない粗忽者で‥‥」
10分経過。「大分時間を無駄にしたわ。ちゃっちゃと進めて」
日向とマヤが箱に入った。
日向「わたしねぇ、最近気になってしかたがないことがあるんですよ」
マヤ「なんなの、一体?」
「地下鉄ってどっから入れるんでしょうねぇ?」
「急に何言い出すの。このメガネは」
「それを考えると夜、眠れなくなるんですよ」
「つまらないことで悩むんじゃないわよ」
「きっと、前もって穴掘って埋めとくんじゃないでしょうかね。『確かこの辺だったよな?』『あったぞ?』なんてね」
発令所「使徒から怒りのオーラが!」
「加持君、頼んだわよ!」
加持「?シャバドゥビ?、イェイ。おれが昔、鯖の味噌煮だったころ、ほっけの開きだったとうちゃんは、海苔の佃煮だったバーの女とできて駆け落ちした。切り干し大根のかあちゃんは必死に働いた。たらこのねえちゃんは頑張って辛子明太子になった。ところが枝豆だった弟は、グれて納豆になってしまった。分かるかな。わっかんねえだろうなあ」
さしものミサトにも焦りの色が。「えーい。もうどんどん続けて!」
「たまごの親じゃ?、ピーヨコちゃんじゃ?。ピッ、ピッ、ピーヨコちゃんじゃ、アヒルじゃガァガァ」「田園調布に家が建つ」「怒るで、しかし」「もみじまんじゅう?」「飛びます、飛びます」「オーシーツクツク、オーシーツクツク」「そーなんですよ、川崎さん」「ちょっとだけよ?」「なんだバカヤロー」「赤信号、みんなで渡れば怖くない」「責任者は出てこーい」「ガチョ??ン」「こりゃまた失礼いたしましたっと」
ネルフ職員による必死の演芸大会にも関わらず、サハクィエルは順調に侵攻してくるのだ。
ミサトは頭を抱えた。「こんなに面白いのに?」
リツコ「感想が来なくて嘆いてる、どっかのSS作家みたいなこと言わないの」
ミサト「いよいよラストね。私が行くわ!」
とうとう最後の切り札、ミサトが出動したのだ。ミサトは思いつめた顔で箱に入った。
ミサトの両手が太腿の前で合わさった。ミサトはそれを開くと同時に股を広げ、
「おしゃ、まんべ」
表情、腰の出し方、腕の角度、全て完璧な『おしゃ、まんべ』であった。
「どう?」箱から出たミサトが勢い込んで聞いた。
発令所「駄目です!使徒に変化なし!」
ミサトの顔から血の気が引いた。努力は無駄になるのか。遂に全員あの世行きになるのか。
「まだ終わっていない」後方から低音の声が聞こえた。ずっと高い所から様子を見ていた碇司令が発言したのだ。「私がやる」
碇ゲンドウはいつものポーカーフェイスでリツコに言った。「箱の中のカメラ、マイクはすべて切れ。中の様子は一切知られないようにしたまえ」
分かりました、とリツコは答え、操作した。ゲンドウはゆったりと箱の中に消えた。リツコは一筋の光が差し込んだような気がした。
「真面目そうな人間が急に面白いことをやる。その落差が笑いを生む。これはいけるかも知れないわ!」
全員固唾を飲んで箱とサハクィエルを注視した。1分、2分と時が過ぎる。と、突然サハクィエルに変化が現われた。
発令所「使徒が身もだえしています!!」
サハクィエルは苦しそうに体をよじり、痙攣を始めたのだ。
「ウけた。ウけたのよ!」ミサトが歓声を上げた。皆期待を持ってスクリーンを見つめた。
リツコが意外そうに呟いた。「まさか、使徒がギャグを理解したと言うの?」
「あんた、信じてなかったの?」ミサトがすかさず突っ込んだ。リツコは肩をすくめただけだった。
サハクィエルはハラホロヒレハレと太平洋に落下した。こうして人類の危機は回避されたのである。碇ゲンドウが箱の中でいかなるギャグを飛ばしたのか、それは永遠の謎となった。誰も彼に訊かなかったし、彼も語ろうとはしなかった。
元ネタが全部分かった人は、私と一緒に老後の心配をしましょう(爆)。
Re: 間部瀬博士のショート・ショート
間部瀬博士 | 投稿日時 2008-6-4 22:15
あれ、上のやつ、なぜか名前がゲストになりましたね。
もちろん間部瀬の愚作でございます(笑)。
Re: 間部瀬博士のショート・ショート
横着星 | 投稿日時 2008-6-5 23:22
場つなぎお疲れです〜。
こちらも何とか復旧に向け動いておりますのでもう暫くお待ちくださいませ。