アプリケーションはPainter5.0です。タブレットで直接下描きを始めます。鉛筆ツールで不透明度を13〜19%程度に設定して描きます。色は黒でなく、グレーを使います。
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何度も描き直しています。紙が痛んだり汚れたりしないのがデジタルの利点。
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下描きがほぼ出来上がりました。いつもこんな位までしか下描きは描きません。重心の位置がおかしいのですが、力量不足にて断念。
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水彩ツールで彩色を始めます。と〜っても大雑把(^^;。
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基本的な陰影付け。夜のシーンで、明確な光源がない、と言う設定で描いています。
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陰影付けを続けます。ここまでまだ、一度も「乾燥」を実行していません。
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ここで一度「乾燥」を実行して色を定着させます。これで色の配分が決まりました。
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水彩で色の濃度を上げていきます。手を描き込み。髪の毛を描き込み。手をきちんと描くことで驚くほど絵のリアリティは上がります。
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手を書き込んだら、団扇も描き込まないと変な感じになってしまったので、団扇の描き込み。団扇の骨の部分を一本一本描写。同時に足元も描き込みます。
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背景を描きます。と言っても何となくグニャグニャと色を付けるだけなんですけどね。
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眼を描き込み、浴衣の柄を水彩で、蛍をグロウブラシで描きます。蛍は何度か試行錯誤が出来るように別レイヤーを用意しました。「グロウブラシ」は画像の明るさを変化させるブラシです。何も無いところでは反応しないため、真っ黒に塗りつぶしたレイヤーを用意して、合成モードを「比較:明」にします。これで黒い部分は透明なのと同じ事になります。グロウブラシで明るい蛍を描くと、下の画像より明るいためにちゃんと見えます。蛍に限らず、ネオンサインなどを描くときに応用可能な方法ですね。
最終的にPhotoShopファイルで保存します。PhotoShopで文字を配置して、色の調整をして、完成です。……とろが、あまりに夜らしくない絵になったのでPhotoShopでエアブラシで絵の周辺部にブラックを吹いて暗くしました。もちろんきちんとマスクを作って明度調節する方法もあります。めんどくさかっただけです(^^;。
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