つまんないな/制作記

MetaCreations Painter5.0J/Adobe Photoshop5.5J 使用

upload:2000.01.22

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 第1段階。
 Painterの鉛筆ツールで下描きを始める。スキャナーは使わずタブレットで直描き。色は薄いグレーを使う。描き始める前にタブレットのトラッキングを忘れずに。
 描いてみたら、このポーズ結構難しかった。中学生くらいにありがちな、中途半端に伸びて、跳ねちゃってる髪の毛がチャームポイント(笑)。

   
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 第2段階。
 とりあえず水彩ツールで色付け。体操服とソックス、スニーカーの白さを強調するために背景を暗めにする。どうすれば一番綺麗に見えるか、光の方向をどうすればよいか、ちょっと悩む。結局、光源は背後にあるが画面左側手前に反射面(水たまりとか?)がある様な光の分布を想定した。

 

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 第3段階。
  水彩ツールで彩色を続行。背景は、木の葉の間から木漏れ日が見え隠れしているようなつもり(^^;;。
 体操服の描き込み開始。塗らなくても良い所はなるべく塗らずに済ますように、描きすぎて汚くならないように気をつけましょう。……あ、ちょっと描きすぎた……。
  ここで、一度「乾燥」を実行。ここからはチョークツールと水彩ツールを併用することになる。

 

 

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 第4段階。
 手の描き込みを開始。重要ポイントに付き、気合を入れる。水彩で広めの部分の色味と明度を調節しつつ、チョークで細かい描き込みを行う。上になっている右手の描写が上手く行かずに苦労する。少し腕が太すぎたかな……?

 

 

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 第5段階
 肌色部分と体操服の描き込み完了。明暗の分布がはっきりしたので、突如として立体感が増す。太股からお尻にかけてがちょっと気に入らないのだけど、あまり手をかけていても、いつまで経っても終わらないと自分を無理やり納得させる(^^;;;;。

 

 

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第6段階
 足元の描き込み。とっても重要!! スニーカーの描写があまり手を掛けずに比較的上手く行ったので悦に入る(笑)。地面の描写は相変わらずいい加減。

 

   
画像07  第7段階
 いよいよ大詰め。髪の毛と顔の描写。わたしの髪の毛の描き方が如何にいい加減かが解る絵だ。皆さん参考にしちゃダメだよ(^^;;;。顔はちょいちょいと陰になる部分だけ塗る。右頬なんか、ほぼ真っ白のまま。首と顔の明暗差が微妙なのでちょっと難しい、慎重に。
 眉毛をちゃんと描いたら、なんか顔の印象が変わったなあ。
   
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最終段階
 唇の描写は重要! 手抜き不可!! そして、瞳のハイライトを描く。最近、瞳のハイライトは小さめに描くようにしている。
 これにて一応の完成。Photoshopへ持って行って色味とコントラストを微調整する。

 少し男の子っぽい雰囲気の、不思議な娘になった。

PRODUCTION NOTES INDEX

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