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新世紀エヴァンゲリオン++

第壱拾六話:N爆雷発言


2016/04/20(水)
放課後、今日はスイミングクラブの日なので、シンジ達は帰宅路の途中で別れる所だった。

「じゃね、また明日」
レイとアスカに明るく手を振るマナ。

「じゃ、いつもの時間には帰れると思うから」

そう言ってマナと一緒に駅の方へ歩き出そうとするシンジを、今日は珍しくレイが引き止める。

「あ…待って、碇くん…」

「なに?」

「その…今夜は碇くんの好きな舌平目のムニエルだから…」
夕方にシンジのいないこの日は、毎週レイが夕食の担当だった。

「そう。楽しみだね。なるべく早く帰るよ。じゃ」
そう言って嬉しそうに笑い、シンジを待っていたマナと並んで歩き出す。

「…行ってらっしゃい…」
寂しげにふたりの後ろ姿を見送るレイであった。

そんなレイの気持を察し、優しく声をかけるアスカ。
「さ、行きましょ?レイ。買い物もしないといけないんでしょ?
 今日は私も手伝うわよ」

「え…ええ。そうね、ありがとう、アスカ」

そして商店街の方へ歩き出すふたりであった。


スイミングクラブにて
シンジは一度コツを掴むと上達が早く、既に平泳ぎであれば25mを難なく泳ぎきれるようになっていた。
クロールはまだちょっと苦手で息継ぎの時に水を飲んだりしてしまうが、それでも今では泳ぐ事に楽しさを感じるようになって来ていた。

「ぷはっ!はぁはぁはぁ…ふぅ…ちょっと休もう」
シンジはプールの縁から上がり、近くのデッキチェアに腰を降ろす。

パシャッパシャッパシャッと軽快に水を切ってこちらへ泳いで来たマナは、シンジの前まで来ると両手で顔をひと拭いしてシンジを見上げる。
「一休みする?」

「うん。マナは休まなくって平気なの?」

「う〜ん、そんなに疲れてないけど…」

「やっぱりぼくはまだ無駄な力の使い方してるんだね」

「でも、大分うまくなったわよ。うん。初めて見た時と比べたら。ふふふっ」
その頃のシンジの泳ぎを思い出したのか、マナは笑いを漏らす。

「笑うことないだろ?」
シンジは少しふてくされたような表情をする。

「ふふふっ、ゴメンね」
マナはそう言って近くのハシゴから上がりシンジのそばへ歩いて来る。

水滴をポタポタと滴らせる深いブルーの水着に包まれたスレンダーな身体を、いつもシンジは正視出来ずドギマギしてしまう。
レイやアスカのプラグスーツを見慣れているとはいえ、露出度が違うし、そもそも素材が格段に薄い。アスカがいくら家で薄着していたとしてもやはり水着ほどではないし、レイの裸や下着姿は偶然(?)何度か見てしまってはいるのだが、もちろん慣れるほどではない。

(ぼくって、意識し過ぎなのかな?)
などと思うシンジの心中をよそに、マナはその隣に腰を降ろすとチラッと時計を見、天井を見上げて何か考えている様子だ。

シンジは隣に座ったマナをチラチラと横目で見ながら、
(でも、マナって細いけど、結構胸有るよな…アスカと同じくらいかな?)
なんて事を考えている。うんうん、シンちゃんも男の子だねぇ…(T_T)。

そしてもちろん、マナがシンジの視線に気付かないわけがない。
「ああっ!シンジくん、目がやらしい!!」
胸を隠すように両手で膝を抱え込む。

「えっ!ご、ごめん!」
鋭い指摘に慌てて目をそらし、顔を真っ赤にして謝るシンジ。

マナは立てた膝の上に片方の頬を載せ、シンジの顔を下からのぞき込むようにしてじっと見つめる。濡れ髪から滴る水滴がなんとも色っぽい。
そして、普段よりもトーンを抑えた声で言う。
「ふふっ…いいよ。シンジくんになら」

「えっ…」
(そ、それって、どういう…)
ドキッとして思わずうろたえるシンジ。

だが、マナは元気よく立ち上がると、
「私、もう一泳ぎして来る!」
と、たたっとプールサイドを助走し、ザブンと飛び込んでしまう。

残されたシンジはただ呆然と、綺麗なフォームで泳ぐマナの姿を目で追うのだった。





このスポーツクラブのプールには水着でそのまま入る直径3mほどの円形のジャグジーが併設されていて、泳いだ後の身体の疲れを癒せるようになっている。
シンジは毎回メニューをこなした後、このジャグジーに入るのが習慣になりつつあった。

まだ泳いでいるマナに『ぼく、先に上がるから』と声かけた後、シンジはジャグジーに来ていた。

先程までおばさん二人組みの先客がいてぺちゃくちゃおしゃべりをしていたが、今はひとり貸し切り状態だ。
(はぁ〜、ひと泳ぎしたあとのお風呂って、また格別だなぁ…)
などと年寄りくさい事を考えながら、目を閉じてゆっくりとお湯に漬かるシンジ。
頭を縁に預けて、ついウトウトっとしてしまう。

そこに迫る碧い影にも気付かずに…。

チャプ…

(ふふ…シンジくん、気付いてないね)
マナはシンジがいつも泳いだ後ジャグジーに寄るのを知っていたので、今日はあとをつけて来たのだった。

辺りをうかがって、自分達の他には誰もいない事を確認すると、マナは水音を立てないようにゆっくりとシンジに近付く。
シンジの隣にやって来ると、シンジと同じように縁に背をもたれ掛けさせ、シンジの寝顔をのぞき込む。

(シンジくんて、ホント綺麗な顔してる。
 中性的って言うか、むしろ、女性的って言っていいかも。
 でも、時々男っぽい顔するのよね)
そんな事を考えていると、シンジの僅かに開いた唇に目が行く。

しばらくそのまま見つめていたマナだったが、そっと立ち上がると、両手を自分の膝に当ててシンジの上に身を屈め、ゆっくりと顔を近付けて行く…。

チュッ

うつらうつらしていたシンジだったが、唇に柔らかな感触を感じて驚いて目を見開くと、目の前にマナの照れた様な顔があった。身を屈めている為胸元の谷間が強調されている。顔が真っ赤なのはお湯にのぼせたせいでもなさそうだ。

「ふふっ!ゴメンね。あんまりかわいい顔してたから。
 じゃ、私、先上がるから」
マナはやはり照れ臭いのか、そそくさと出て行ってしまう。

(キス…されちゃった?)
後には走り去るマナの後ろ姿を唖然と見ながら、先程の唇の感触を思い出して赤くなってしまうシンジが残されたのだった。


夕方のコンフォート17
スイミングクラブから帰って来たシンジは、自分の部屋に荷物を置くと隣りのレイ達の部屋に顔を出す。

「ただいま…」

ぱたぱたぱた

と、スリッパを鳴らして笑顔で出迎えるエプロン姿のレイ。まるで新婚さんの様である。
「お帰りなさい、碇くん。お夕食の準備、もうすぐ出来るから」

「あ、うん、ありがとう…」
そう答えるシンジだが、マナにキスされたという後ろめたさから、レイの顔をまともに見れず視線が泳いでしまう。

(??どうしたの?碇くん…)

そんなシンジの挙動を不信に感じるレイだったが、
「ちょっと、レイ、お鍋が噴いてるわよ!」
と呼ぶアスカの声に、慌ててキッチンに戻る。

残されたシンジもさすがにマズイと思い、
(こんな事じゃ、綾波に変に思われちゃうよ)
と気持ちを切り替えようとするが、不器用なシンジにそうそう出来る事ではない。
食事のときもなんとなく気まずい雰囲気になってしまう。
アスカはいつも通り色々話すのだが、シンジは上の空で空返事ばかりだし、レイはそんなシンジを心配して会話どころではない。

「ちょっと、シンジ、アンタ、なんか有ったの?帰って来てから、変じゃない?」
妙な雰囲気に耐え切れなくなったアスカが訊ねる。

「あ、うん、いや、なんでもないよ。ちょっと疲れちゃって…」
シンジはさすがに『マナにキスされた』とも言えず、お茶を濁す。

「なんでもないって顔じゃないわよ?何なのよ?
 まさか、霧島マナとなんか有ったんじゃないでしょうね?」

マナの名前にシンジの箸が一瞬止まり、レイの肩がピクッ震える。

「な、なんでもないったら」

慌ててご飯をかき込むシンジを横目で睨みながらアスカは、
(ふ〜ん?絶対何か有ったわね)
と思うが、レイの前でもあり、問いただすのは止めておく。

そんな食事であったので、シンジは今では大好物となったはずのレイの手料理もいつもほどおいしく感じられなかったが、残すような事はせず綺麗に平らげた。
「ごちそうさま。おいしかったよ、綾波」
しかし、声のトーンに潜む陰りは隠せない。

「どういたしまして」
そう答えるレイの声も少し沈んでいる。
やはりシンジの様子がおかしいのが気がかりなのだろう。その紅い瞳でじっとシンジを見つめている。

シンジはレイの視線に、なにか問い詰められているような気まずさを感じ、
「あの、ごめん、今日は何だか疲れちゃったから…」
なんとなく言い訳しながら、自分の食器を持ってテーブルを離れ流しへ向かう。

シンジが食器を洗おうとするのを見てレイが声をかける。
「あ、いいわ、碇くん。後は私たちが片付けるから。
 疲れたなら、今日は、もう、休んで」
その声から本当に心配している響きが聴いて取れる。

(綾波に要らぬ心配を掛けちゃったな)
シンジはそう思いつつも、レイの言葉に甘えて、早々と部屋に帰る事にするのだった。


その後…
シンジは自室で布団の上に寝転がり S-DAT を聞きながら、マナの事を考えていた。
マナにキスされた唇を指でなぞりながら…。

(マナ…どういうつもりなんだろう?
 急にキスして来るなんて…。
 その前のセリフだって…。
 マナ…ぼくのこと、好きなのかな?
 まだ会ってから一月も経ってないのに、ぼくのどこが気に入ったんだろう?
 それとも、からかってるだけなの?
 あの時のアスカみたいに…)

そんなに短時間のうちに誰かを好きになったことのないシンジには一目惚れという感覚が良く解らない。
加えて、アスカとキスした時の事を考えると、単純に「キス=好き」とは考えられなくなっているシンジだった。

悶々とそんな事を考えているうちにいつのまにかレイに意識が飛ぶ。

(綾波…綾波と…キス、したいな…)

今までだって、そう思ったことがないわけではない。
ただ、あまり意識しないようにしていただけだった。

「はぁ…宿題やろ…」
そう呟くと起き上がって机に向かうシンジだった。


同刻…
レイとアスカはリビングでTVの恋愛ドラマを見ていた。
レイはTVを見る習慣は無かったが、アスカがいつも見ていたので付き合って見ることが多くなっていた。
このドラマも、毎週アスカが楽しみにしている番組だった。

先週は主人公の女の子が想いの人と初めてキスをするハッピーエンディングで、レイもドキドキしながら見ていたのだが、ふとある事に気付いてアスカに訊ねたのだった。
「……どうして、キスする時、目をつむるの?」

「ど、どうしてって…目を開いてたら、笑っちゃうからじゃない?」
アスカ…ホントにそう思ってるのか?(T_T)

「そう…」
と、真に受けるレイ。まぁ、こちらは仕方ない。

閑話休題。

『太っちゃうから』というアスカの自主規制により21時以降は間食はしない事にしている為、ふたりは紅茶を飲みながら今日もドラマに見入っていた。
今週は主人公の彼氏が違う女の子に告白されて動揺するという急展開。電話での彼の応対が不自然なので主人公が不審に思う場面である。
『ケンジさん、今日はなんか変。どうしたの?』
『な、なんでもないって』
まるで今日のシンジの様である。

「アスカ…今日の碇くん…」
TVを見つめたまま、ポツリと漏らすレイ。

プツッ

慌ててTVを消してしまうアスカだが、顔が引きつっている。
「あ、あはは…。シ、シンジなら大丈夫だって!」
何がどう大丈夫なのか解らないが、とにかくそう言ってみる。

(あのバカ、明日レイのいない所で、霧島マナと何があったのか搾り上げてやる!)
そう決意するアスカであった。


翌日・2016/04/21(木)
明け方から降り始めた雨の中、なんとなくギクシャクした雰囲気の中、登校して来た3人。

(はぁ…マナとは顔合わせ辛いな…)
マナの真意が解らず、気が重いシンジ。

(碇くん…あの人と…何かあったの?)
シンジとマナの関係が気がかりなレイ。

(バカシンジ、レイを泣かしたら承知しないわよ!)
既にシンジが悪いという事にしてしまっているアスカ。

教室に向かう途中、[3−C]の前の廊下でケンスケとトウジが話し込んでいる所に通りかかったシンジはそこに引っかかってしまい、レイとアスカは先に自分達の教室に入る。
教室には既に半分くらいの生徒が登校してきており、その中にはマナの姿も有った。

「あ、おはよう。アスカ、綾波さん」
にこやかに挨拶するマナ。
「あれ?今日はシンジくんは?」

「おはよう。シンジは廊下で引っかかってるわ。そのうち来るでしょ」
「…………」
不機嫌そうなアスカと表情を固くして黙っているレイ。

ふたりとは対照的ににこやかなマナ。

「な、何よアンタ、妙にニコニコしちゃって…」
言ってしまってから、しまったと思うアスカだったが、それがマナの爆弾発言を誘う事になってしまう。

「えへへ、私、昨日、シンジくんと一緒にお風呂入って、キス、しちゃった」

シーンとなる教室。
『霧島さん、だいたーん!』
『な…何ぃ?』
『おい、今の…』
一斉に耳をそばだてるヤジウマ連中。

だが、そこでレイはスッと立ち上がり、冷たい視線をマナに向けて言い放つ。
「それがどうしたの?
 私は碇くんと寝たもの。
 碇くん…私を優しく抱いてくれた…」

ピキッ!

凍り付くマナ。

マナを上回る N2爆雷級のレイの発言に、凍る教室。

口をあんぐりと開けて唖然とするアスカ。

そこへタイミング悪く入って来るシンジ。
「あれ?…どうしたの?」

「シンジ!!ちょっと!!」
シンジを引っ張って廊下に飛び出すアスカ。

ザワめき出す教室。

まだ凍り付いたままのマナを尻目に、レイは自分の席についてしまう。
だが、その瞳に寂しげな影が浮かんでいるのに気付いた者は無かった…。


廊下に出るとアスカはシンジに詰め寄る。
「ちょっとシンジ!アンタ、レイと寝たって?ヤっちゃったわけぇ?」

「は?ななな何言ってんだよ!アスカ!」
身に覚えのない事にシンジはパニックになっている。

「正直に言いなさいよ!今、レイがそんなこと言ってたわよ?!」
なおもシンジの襟を締め上げるアスカ。

「ちょ、ちょっと待ってよ!
 寝たって…ええっと…あのホワイトデーの時のことじゃないのかな?
 ぼくにはそれしか心当たりないし…」

「じゃ、抱いたってのは?」

「だっ抱いたぁ?!
 抱いたって…ええと、あのターミナルドグマでの時と、綾波の歓迎会の時だけだよ」

腕の力が抜けるアスカ。
「ふ〜ん、そう…。そういうこと…」
(しっかし、レイも言うもんねぇ。嘘はついてないけど…)
「だけど、霧島マナとお風呂に入ってキスしたって、どういう事よ!」
肝心な事問いただすのも忘れない。

「えっ!なんでそんな事?いや、そ…それは…」
うろたえるシンジ。

その時、
「おい!何してる?HRを始めるぞ」
担任の教師が教室の入り口に来ていた。

「あ、はい、すみません」

慌てて教室に戻るふたりだった。


教師が入って来た事でようやく我に返ったマナは、授業が始まっても先程のことを考えていた。
マナはあのセリフの後、『お風呂って言っても、水着で入るジャグジーなんだけどね』とフォローするつもりだったのだが、直後のレイの反撃に凍りついてしまった事により、その機を逸してしまったのだった。

(あ〜びっくりした。
 まさか、綾波さんがあんな大胆な事言うなんて、思いもしなかったもん。
 でも、あれってほんとなのかな?だとしたら凄いわよね。
 それって、2年の時にもう経験しちゃったってことでしょ?
 碇くんって、かわいい顔して意外とヤリ手なのねぇ…。
 う〜ん、でも、あのふたり、まだまだそんな感じじゃないわよねぇ…。
 どう見たって手を繋ぐのがやっとって感じだし…。
 綾波さんのフェイクかな?それにしても、思い切った事言うわよね〜。
 ああ、でも、私が『一緒にお風呂入った』なんて言ったこと、
 シンジくんに知られちゃったわよね。イメージダウンよねぇ。まずったな〜)
なんてことを考えながらシンジの方をチラッと盗み見たりしている。


そのシンジもマナの言動について考えていた。
(マナ…一体、どういうつもりなんだよ。
 そんな事、フツー自分で言うか?
 やっぱりぼくをからかおうとしてるんじゃ…。
 でも、そんな事でキスするかな?
 ホントはぼくの事好きなの?
 でも面と向かって『ぼくのこと好きなの?』なんて訊けないし…。
 もし本当に好きだと言われちゃったら、どうしたら…)

そう思いながら、目の前のレイの後ろ姿を見る。

(綾波は…綾波はどう思ってるんだろう?
 ぼくは…綾波が好きだ…。
 素直にそう言えばいいんだろうけど。
 マナは傷付くだろうな…。
 でも、マナの気持ちも知らないのにこんなこと考えてるなんて…。
 ぼくって、自意識過剰かな?)

自嘲の混じった複雑な心境になってしまうシンジだった。


一方レイも先程のマナのセリフに考え込んでいた。

(…碇くん…アスカや霧島さんとは一緒にお風呂に入っても、私とは…お風呂…入ってくれないの?)

アスカがシンジと一緒に入ったのはエントリープラグ、つまり LCLであってお風呂ではないのだが今のレイにはそんなことは関係無い。もっとも『一緒にLCL』の方がある意味お風呂よりも深い関係と言えるが…。

(…碇くん…アスカや霧島さんとはキスしても、私には…キス…してくれないの?)

アスカの快気祝いの席では『大切なのは、心のつながりだから…』とは言ったものの、『他の女の子にはキスしても自分にはしてくれない』という事実(?)がレイの心に暗い影を投げていた。


窓の外では、レイの心を映すかのように、雨脚が強くなって来ていた…。


To Be Continued...

あとがき
ううう…ゴメン、レイ、もうちょっと我慢して(;_;)。

ほんとは次の第壱拾七話分と合わせて1話の予定だったんですが、長くなり過ぎるので半分で切りました。
後半は今月中にはなんとか…。取り敢えずマナとシンジの必須イベント(混浴&キス)は消化(^_^;)。
さて、次回はいよいよレイの補完(*^_^*)。


ぜひ、あなたの感想をこちらまで>[ kusu3s@gmail.com ]

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