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初めての彼氏(1)




その出来事はレイは自分の通う中学校で起きた

「まったく夏休みなのに私はほとんど休みが無いなぁ・・・」

と言いながら走っていた・・・そして階段にさしかかったところで
角につまずいた・・・その先にはシンジが階段を下りていた・・・

「きゃーー!危ないからどいてー!!」

レイは叫びながら前方にいるシンジに体当たりしてしまった・・・

「えっ?・・・ぎゃー!!」

シンジはレイの突然の体当たりを受けレイが背中に乗ったまま階段を滑り落ちた・・・
そしてシンジとレイの2人は気絶していた・・・
その後ろからシンジの同級生の友達が降りてきて・・・

「おい、あれ誰だ?女子が上にのっかってる・・・」

「えっ誰?相手誰?」

そしてその2人はレイのあるものに目がいってしまった・・・

レイは階段を滑り落ちてしまった衝撃でスカートがめくれあがってしまっていたのだ・・・
ところがその後ろからレイの妹のレナと友達が降りてきた・・・

「ちょっとお姉ちゃん!何やってるの!?」(レナ)
「それにあなた達何見てるのよ!」(レイの友達)

そしてレナとレイの友達がすぐにレイのスカートを直して抱き上げた・・・

「ちょっとお姉ちゃんどうしたのよ!?」
「レイ、なにやってるのこんなとこで?」

そうするとレイが気を取り戻した・・・

「う・・ん・・・あれ?レナ・・」
「お姉ちゃん気がついた?」

「・・・うん・・私階段から落ちて・・・人を突き落としちゃった・・・はっ!」

レイはすぐに傍らに気を失ってるシンジを見た・・・

「だ、大丈夫!?」

シンジはレイに起こされてもなお気絶していた・・・
ところがレナが・・・

「シ、シンジ先輩・・・」

そうしているとシンジは唸りながらも気を取り戻した・・・
そして立ち上がったところでレイが

「か、肩が・・・」

シンジは階段を滑り落ちたとき肩を脱臼してしまったのであった・・・

「ああ、肩か・・・あっ・・・外れてる・・・」

レイが驚きながら

「い、痛くないの?」

「痛いけど・・・なんで気絶したんだ!?」

シンジは実戦空手と柔道をやっていたため痛みには我慢できるようである・・・

「私があなたを突き落としてしまったの・・・ごめんなさい・・・」

「君はたしか綾波レイさんだよね・・・」

「な、なんで私の名前を・・・?」

「いろいろとね」

「まぁそれはおいておいてと・・・大丈夫?」
「うん、一応大丈夫なんだけど・・・後ろの方々の視線が気になってね・・・」

レイはシンジの言われるままに後ろを振り向いた・・・そこで見たものは
レイの妹のレナとレイの友達・・・特にレイの友達の視線が気になった・・・・
シンジは学校の中でもモテるので・・・レイを恨んでいる視線だったからだ・・・

「レナ・・・それにみんな・・・なんでそこにいるの?」

「とりあえず・・肩をはめないと・・・」

そうしてシンジは自分の右腕を左手で持ち上げて思いっきり引っ張り鈍い音を立てて元通りになった・・・
それを見ていたレイ達は唖然としていた

「何故そんなことが・・?」

「空手やっていたから・・・はめかた知ってるんだ・・・」

「やっぱり病院に行った方がいいよ、心配だし・・」

「それじゃぁ自分で病院に行って来るよ・・・」

「保健室に行こうよ・・・後ろの人の視線気になるし・・・」

「それなら・・・」

そうしてシンジはレイに付き添われながら保健室に向かった・・・
その途中

「ごめんなさい・・・私が突き落としてしまって・・・」

「いいよ、特にけがはないし・・・それにわざとじゃなかったんだろ?」

「うん、急いでいて角につまずいてしまったの・・・」

「それならいいんだ・・・こういうことはよくあることだと思うから・・」

そうしてシンジとレイは保健室にはいった

「失礼します、赤木先生います?」

「あらレイちゃんじゃない、どうしたの?」

「私が階段からシンジ君を突き落としてしまって・・・」

「なんですって、それでシンジ君は?」

「ここにいますよ、赤木先生」

「あら別に何ともなさそうじゃない」

「肩が外れたんですけど、自分ではめました」

「肩は外れたですって!、ちょっと待っていなさいお父さんに連絡を取るから」

そうして赤木先生はすぐに職員室に向かい、シンジの父親に連絡を取ったのであった・・・
そのころシンジとレイは

「確か君のお母さんは綾波レイナって言うんじゃない?」

「なんで私の母親を知ってるの?」

「君は碇ゲンドウを知っているかい?、知ってるはずなんだけど・・」

「もしかしてゲンドウおじさんの・・・」

「そう、碇ゲンドウは僕の父親だよ」

「シンジ君ってすぐに思いつかなかったけど、やっと分かったわ」

「やっと分かってくれた・・・僕は父親に聞いて君を知っていたんだけど・・」

そうしているまにゲンドウは愛車を飛ばして学校に到着した・・・

「シンジ!、また何をやったんだ?」

「また病院行きみたい・・・」

「あれ?そこにいるのレイちゃんじゃない?」
「そうです、おじさんお久しぶりです」

「しかし・・しばらく見ない間に綺麗になったね・・・」

レイは顔を赤くさせて
「おじさん何を言うんですか・・・」

「あの〜病院の件はどうなったの・・・」

「スマンスマン忘れてた、さぁ行くぞ、そうだレイちゃんも来るかい?」

「そうですね一緒に行きます・・どうせ仕事終わった所だし・・・」

そうしてシンジとはゲンドウの運転する車に乗って病院に向かった・・・
そして病院に到着したらシンジはすぐに診察を受け、何も無いと思ったのだが・・
ゲンドウが医師から聞いたことは

「靱帯がかなりの損傷を受けていますので、1ヶ月くらい安静にしておいて下さい、
それとあまり酷使しすぎると外れてしまいますので注意して下さい」

というゲンドウにとってはちょっと酷なことであった・・・もちろんレイのとってもだが・・・
そうすること5分・・レイの母親のレイナがレイからの電話で病院に駆けつけた

「レイ!、どうしたの!?」

「お母さん、あれ・・・」
レイの指さした方向はシンジに向けられていた・・・

「あれは碇さんとシンジ君じゃない・・・」

そうしてレイの説明が始まった・・・(此処からはまた次回と言うことで・・・)


初めまして、MKといいます、投稿は初めてですが頑張りますのでよろしくお願いします
malさんもホームページ頑張ってね、応援してるから・・・(いろいろとお世話になったし・・)
それでは次回をお楽しみに・・・(See you again.....)


委員長コメント(^^;:
わぁっ、ページ作ったばかりで全然宣伝もしていないのに、投稿作品を頂いてしまったぁ!!!
FMTTMボードで いつもお世話になっている、MKさんの作品です。
ちょっと別世界のレイとシンジの・・・ラブラブ話ですよね! うふふ(^^;
これってでも・・・(^^;(^^;(^^;実話?(^^;(^^;(^^;
何かとってもシンジがしっかりしてて強そうで・・・先が楽しみ(^^)
次回、あるんですよね!期待しています!

MKさんへの感想はここで、題名の頭に半角でMK:とつけてください。
ちなみにMKさんのページはここ、とんでもないマシンだ・・・

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upload date 97.9.8
update date 97.9.28
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