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初めての彼氏(2)


「あれは碇さんとシンジ君じゃない・・・」

レイナがそう言うとレイが

「私が階段からシンジ君を突き落としてしまったの・・・」

レイの言葉を聞くとレイナの顔が蒼白になっていった・・・

「なんですって!、レイ!ちゃんと説明してちょうだい!」

レイナが娘のレイに厳しい言葉を投げつけたがそのことを聞いていたシンジが

「おばさん、いいんですよ、わざとやった訳じゃないし・・・」

レイナはシンジの言葉でレイに当たるのをやめたが

「シンジ君、それでけがの具合は?」

レイナがそう質問するとシンジではなくレイが

「肩の靱帯の損傷・・・」

それを聞いたレイナは

「肩の靱帯・・・シンジ君にとっては大切な右肩でしょ!」

確かにシンジは実戦空手や柔道をしていたため、右肩が非常に重要なのであったが
シンジは左右両利きのためさほど苦労することはなかった・・・

そしてシンジがレイナに

「だから〜おばさん、心配することはないですって、僕はどちらでも使えるんですから」

レイナはシンジの言葉に負けレイを責めるのをやめた

「シンジ君がそこまで言うなら・・・」
「だけど、大丈夫?」
「ええ大丈夫です、それに外れても自分で治せますから」

シンジがそう言うとレイナはレイの頭を持ってシンジに謝った

「ごめんなさいね」
「ごめんなさい」

それを聞いたシンジは

「別にいいですよ、僕は謝られるほどの怪我をしてないし・・・」

そうしてシンジとレイは一緒に話をしていたが
ゲンドウとレイナの話の方は謎である・・・

そうして、その翌日
シンジもレイも学校に来ていた

「シンジ君、肩大丈夫?」

「大丈夫!、ほらこの通り」

シンジは自分の右腕を回して見せた

「ちょっと!、先生から無理しちゃ駄目だって言われてたでしょ!」

「ははは、ごめん」

このときのシンジとレイは何処から見ても仲のいいカップルにしか見えなかった・・・

しかし今日はレイにはちょっとした不安があった・・・
それはトウジに体育館の裏に来るように言われていたからだ・・・
それをシンジに打ち明けた・・・

「ねぇシンジ君・・ちょっと相談があるんだけど・・・」

「なんだい?」

「実は今日トウジ君に体育館の裏に来るように言われてるんだけど・・・
ちょっと不安で・・・」
※トウジはシンジとレイの先輩にあたる

「分かった、少し離れたところで待ってるから行っておいで
僕がいるとまずいかもしれないし・・・」

「ありがとうシンジ君!」

そうしてレイとシンジは体育館の裏まで行った
シンジは部室の前で待ってることにした・・・
そのときレイは

「なんですか?トウジ先輩、用事って?」

「来てくれたんだね」

「あの〜用事の方は?」

そのときのトウジの顔が怖く見えたレイは

「何の用事なんですか?」

レイが質問するとトウジはにやけた顔で

「それは君の体を楽しませてもらうことだよ・・・」

それを聞いたレイは怖くなって逃げ出そうとしたが
いつの間にか3人に囲まれてしまったのであった・・・
そしてトウジが

「SEXしたいんだろ?・・・俺達が相手してやるよ」
「早く綾波を捕まえろ!逃げないうちにな」

そうして身の危険を感じたレイは叫んだ

「シンジ君助けて!」

シンジはレイの叫びを聞き取るとすぐに走っていった
そして目標の3人のうち1人が射程距離にはいった
そして1人目がやられた後残りの2人も次々にやられた
「レイ大丈夫か!」

そうして3人とも自分より年下のシンジ1人にこてんぱんにやられ
トウジは腕と足の骨を折られ、残りの2人は脱臼やらなどでうずくまっていた・・・
そうしてレイが涙を流しながらシンジに抱きついた

「シンジ君〜怖かった、怖かったよ・・・」

「ごめんね・・僕も一緒に来れば良かったのに・・・」

シンジはただ泣いているレイをずっと抱いていた・・・


またまた投稿させてもらいます・・・とはいっても文が短い・・・
理由は聞かないで下さい・・・(プライベートなことなので・・・)
まだまだ続きがあります、期待していて下さい!


委員長コメント(^^;:
早くもMKさんから第2話を頂いてしまいました。
更新が激しくってうれしい涙です(^^;
展開が一気にそーいう方向へ! シンジはレイを守れるのか?
突然の出会いから一気に、試練が続出しそうですね・・・
結構レイナお母さんとか、妹レナもなにかやりそうですが・・・
次回はシンジ大活躍かな? 期待してます!

MKさんへの感想はここで、題名の頭に半角でMK:とつけてください。
ちなみにMKさんのページはここ

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upload date 97.9.10
update date 97.9.28
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