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初めての彼氏(3)


シンジはトウジ達をお仕置きしたのはいいのだが
先生におしかりを受けていたのであった・・・

シンジの担任であるミサトはシンジに対して

「シンジ君・・・どうするの?、トウジ君は全治4ヶ月だし、残りの2人も全治1ヶ月なのよ」

シンジはミサトに対しこう言いきった

「葛城先生、僕は綾波さんをトウジ先輩達から守っただけです」

ミサトはシンジの発言に対して答えを述べた

「分かったわ、私も鈴原君の所に行くから、お父さんと一緒に謝りに行きましょう」

シンジはミサトの返事に怒りを覚えたみたいで

「先生、なんで悪い方に謝りに行かなければならないんですか!僕は絶対に頭を下げませんよ!
悪いのは先輩達の方です!そこまで言うなら綾波さんに謝ったらどうですか!!
もしそこまで相手方の方が言っていらっしゃるのでしたら僕と父の2人で行きます!」

ミサトはシンジの発言について当然だと思い知らされた・・・
何故かというとトウジの親は市の幹部であるため先生が脅えていたからであった・・・
だがシンジの親は県警察の関係者であるためそんなことで負けたりはしないのであった・・・

「先生、僕と父の2人で行って来ますから、場所を教えて下さい」

ミサトはしばらくためらった後・・・

「分かりました、私は学校で待っているから、もし何かあったら教えてね」

「はい」

そうしてミサト先生との話し合いは終わった・・・
そしてシンジは電話でゲンドウと話しているのであった

「お父さん、すぐに学校まで来て」

シンジからの突然の電話でゲンドウは少し驚きながら
『一体どうしたんだ?』

「綾波を襲おうとした奴に大けがをさせたんだ・・・」

『レイちゃんを!?』

「そう、だからその親の所に行く」

ゲンドウはシンジの考えを察知したのかすぐに返事をした

『分かった、すぐに行ってやる』

そうしてシンジはゲンドウを学校に呼び出したのであった
そのころレイは学校に親が来て先生との3者懇談をやっていたのであった・・・

「・・・それでレイには何もなかったんですね!」

「はい、報告ではそうなっていますが・・・」

「それで?」

「碇シンジ君がレイさんを助けた際、トウジ君と他の2人に大けがをさせまして・・・」

「シンジ君!?
たしかまだ怪我が完治していなかったはずなのに・・・」

少しの間をおいてレイナが

「レイ、シンジ君は大丈夫なの?」

「大丈夫みたいだったけど・・・それに確か右手は使わなかったし・・・」

レイナはそれでも心配していたのであった・・・

「それでシンジ君は何処にいるんでしょうか?」

「シンジ君はロータリーのところでお父さんを待っていますが・・・」

レイナはそれを聞くとすぐに
「それならちょうどいいわ、先生お世話になりました、レイ、いくわよ」

そうしてレイとレイナはシンジの所に行ったのであった・・・そして・・・
レイナはシンジを呼んだ

「シンジ君」

「あれ、レイちゃんのお母さんじゃないですか」

「今日はレイのこと・・ありがとう」

「いえ、当然のことですから・・・」

そうしてゲンドウが愛車を飛ばして学校に到着した・・・

「シンジ、何があったか説明しろ!」

「レイちゃんを襲おうとした奴の所にね・・・」

「そうか、分かった・・・」

そうしてゲンドウとシンジは話をつけたらしくすぐに車に乗っていたが、レイナが

「碇さん、私たちも一緒にいってもよろしいですか?」

そうするとゲンドウが

「いいですよ、それじゃ後ろに乗ってください」

そうするとすぐにレイとレイナが乗り込んだ、そしてゲンドウが

「飛ばしますから、シートベルトを付けてくださいね」

そうしてゲンドウの運転する車は自動車のスピードメーターを振り切っていて
レイは悲鳴に似た叫びを上げているのであった・・・

そして・・・


委員長コメント(^^;:
ちとお久しぶりにMKさんから第3話を頂きました。
シンジがメチャかっこいい・・・こーいうこだわりがあったら本編も・・・(~_~;)
ちょっと唐突な終わり方、後引きますねぇ・・・「そして・・・」なんなんだぁ?(^^;
それにしてもラストのゲンドウ・・・ミサトじゃあるまいしとんでもねぇ(^^;
200km/hオーバーだそーで・・・こわ(^^;
続き、およびもう一つの小説?(^^;も楽しみにしています!!

MKさんへの感想はここで、題名の頭に半角でMK:とつけてください。
ちなみにMKさんのページはここ

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upload date 97.9.28
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